2019年01月14日

会員のおすすめ本の紹介(2)

 2019年1月の例会で、会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。



http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309207445/

『死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』(ドニー・アイカー/河出書房新社)

一九五九年、冷戦下のソ連・ウラル山脈で起きた遭難事故。
 登山チーム九名はテントから一キロ半ほども離れた場所で、この世のものとは思えない凄惨な死に様で発見された。
 氷点下の中で衣服をろくに着けておらず、全員が靴を履いていない。三人は頭蓋骨折などの重傷、女性メンバーの一人は舌を喪失。遺体の着衣からは異常な濃度の放射線が検出された。最終報告書は「未知の不可抗力によって死亡」と語るのみ。
 地元住民に「死に山」と名づけられ、事件から五〇年を経てもなおインターネットを席巻、われわれを翻弄しつづけるこの事件に、アメリカ人ドキュメンタリー映画作家が挑む。
「ぼくは以前からひとつの信条を持っています。完全にありえないことを取り除けば、残ったものは、いかにありそうにないことでも、事実に間違いないということです」ホームズのこの言葉が引用されており、ノンフィクションですが、ミステリのような読後感です。

※本の表紙画像は、出版社からリンクしています。
  


Posted by 佐賀ミステリ  at 21:30おすすめ本

2019年01月14日

会員のおすすめ本の紹介(1)

 2019年1月の例会で、会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。




『マッチメイク』(不知火京介/講談社)
 第49回(2003年) 江戸川乱歩賞受賞
 プロレス×ミステリ
 プロレス団体の総帥ダリウス佐々木が対戦直後に急死した。額の傷からは蛇毒が。大観衆の見つめる中、何が起こったのか?
 プロレスならではのWHY DONE IT
 2000年代初頭はプロレスの歴史の大きな転換期であり、ラストは一抹の寂しさを覚え、少しほろ苦い。

※画像はopenBD
  


Posted by 佐賀ミステリ  at 13:14おすすめ本