2025年02月25日
会員のおすすめ本の紹介(259)
『顔のない肖像画』
(連城三紀彦/実業之日本社文庫)
数多くの傑作ミステリを生み出した唯一無二の鬼才・連城三紀彦が読者に贈る、どんでん返しの嵐とでも言うべき短編集。天才画家の遺作を巡るオークションが予測不能な逆転を見せる表題作を始め、医師に犯された患者の告発から思いがけない真実が浮かび上がる「瀆された目」や、9年前に誘拐された子どもから助けを求める電話が掛けられてくる奇抜な誘拐ミステリ「ぼくを見つけて」など、どの収録作も結末で驚愕すること間違いなし。『戻り川心中』や『夜よ鼠たちのために』、『宵待草夜情』といった初期の傑作群にも見劣りしない、「これぞ連城」と唸らされる一冊である。
https://x.gd/PPfqQ
『美女』
(連城三紀彦/集英社文庫)
綾辻行人をして「連城ミステリの極北」と言わしめた、異色の短編集。マンションで暮らす住人たちの異様な人間関係を描く「他人たち」や、妻殺しの容疑をかけられた男が思いがけないアリバイを申し立てたことで事件が出口のない迷宮に入り込む「夜の二乗」など、独特な読み味の作品が並ぶ。中でも集中のベストと言うべき「喜劇女優」は、恋物語を演じる七人の男女が次々と意外な正体を現して話から「消えて」いき、最後は誰もいなくなってしまうという、究極の実験小説。本書を読めば、連城三紀彦という作家の幅の広さと、その規格外の天才ぶりを、改めて実感できるであろう。
https://x.gd/vQ2jf
(連城三紀彦/実業之日本社文庫)
数多くの傑作ミステリを生み出した唯一無二の鬼才・連城三紀彦が読者に贈る、どんでん返しの嵐とでも言うべき短編集。天才画家の遺作を巡るオークションが予測不能な逆転を見せる表題作を始め、医師に犯された患者の告発から思いがけない真実が浮かび上がる「瀆された目」や、9年前に誘拐された子どもから助けを求める電話が掛けられてくる奇抜な誘拐ミステリ「ぼくを見つけて」など、どの収録作も結末で驚愕すること間違いなし。『戻り川心中』や『夜よ鼠たちのために』、『宵待草夜情』といった初期の傑作群にも見劣りしない、「これぞ連城」と唸らされる一冊である。
https://x.gd/PPfqQ
『美女』
(連城三紀彦/集英社文庫)
綾辻行人をして「連城ミステリの極北」と言わしめた、異色の短編集。マンションで暮らす住人たちの異様な人間関係を描く「他人たち」や、妻殺しの容疑をかけられた男が思いがけないアリバイを申し立てたことで事件が出口のない迷宮に入り込む「夜の二乗」など、独特な読み味の作品が並ぶ。中でも集中のベストと言うべき「喜劇女優」は、恋物語を演じる七人の男女が次々と意外な正体を現して話から「消えて」いき、最後は誰もいなくなってしまうという、究極の実験小説。本書を読めば、連城三紀彦という作家の幅の広さと、その規格外の天才ぶりを、改めて実感できるであろう。
https://x.gd/vQ2jf
Posted by 佐賀ミステリ
at 10:57
2025年02月25日
2025年2月の例会を開催しました
佐賀ミステリファンクラブ2025年2月の例会を開催しました。今月の例会も対面とオンラインで実施しました。
対面14人、オンライン7人、計21人の参加がありました。
〇日時:2月8日(日)13時~17時
〇課題本:『戻り川心中』連城三紀彦
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・詩情的な表現と、ストーリーテリングというか話のうまさが非常に素晴らしい。
・それぞれのタイトルに入っている花が重要なファクターなっていたりして楽しめた。
・出てくる女性の生き方に、こういう生き方しかできなだったのか、まだ他の生き方があるんじゃないかと思った。
・久しぶりに読み返したが、前回よりもしっかり楽しめたから、そういう意味では自分が大人になったのかなと思った。
・詩情溢れる文体は独特だなと思った。
・収録作の「桔梗の宿」はある意味で読みごたえのある警察小説だなという風に思って読んだ。
・若い時と比べて年代を重ねたら考え方や読んだ感想が違うと改めて思った。
・文章の美しさと儚さと赤量感が読んでるとどんどん迫ってくる感じがした。
・日本独特の湿気を感じさせるような雰囲気。本当に日本が舞台だからこういうお話が成立するのかなというような感じがした。
・理屈としては通るだろうが、普通はそんなことをしないだろうという思考の面白さがすごい。
・連城以前のミステリを考えても、こういう発想はなかったと思う。別の次元にいる作家だと思う。
などの意見が出ました。
また、今回は竹本健治さんと奥様の信子さんにもご参加いただき、連城三紀彦さんとの思い出などをお話しいただきました。他では聞くことのできない貴重なお話ばかりで参加した会員は感心したり笑ったりしながら、連城三紀彦という作家のあり方に感銘を受けていました。その内容については佐賀ミステリファンクラブ会誌『雨中の伽』に掲載を予定しております。
対面14人、オンライン7人、計21人の参加がありました。
〇日時:2月8日(日)13時~17時
〇課題本:『戻り川心中』連城三紀彦
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・詩情的な表現と、ストーリーテリングというか話のうまさが非常に素晴らしい。
・それぞれのタイトルに入っている花が重要なファクターなっていたりして楽しめた。
・出てくる女性の生き方に、こういう生き方しかできなだったのか、まだ他の生き方があるんじゃないかと思った。
・久しぶりに読み返したが、前回よりもしっかり楽しめたから、そういう意味では自分が大人になったのかなと思った。
・詩情溢れる文体は独特だなと思った。
・収録作の「桔梗の宿」はある意味で読みごたえのある警察小説だなという風に思って読んだ。
・若い時と比べて年代を重ねたら考え方や読んだ感想が違うと改めて思った。
・文章の美しさと儚さと赤量感が読んでるとどんどん迫ってくる感じがした。
・日本独特の湿気を感じさせるような雰囲気。本当に日本が舞台だからこういうお話が成立するのかなというような感じがした。
・理屈としては通るだろうが、普通はそんなことをしないだろうという思考の面白さがすごい。
・連城以前のミステリを考えても、こういう発想はなかったと思う。別の次元にいる作家だと思う。
などの意見が出ました。
また、今回は竹本健治さんと奥様の信子さんにもご参加いただき、連城三紀彦さんとの思い出などをお話しいただきました。他では聞くことのできない貴重なお話ばかりで参加した会員は感心したり笑ったりしながら、連城三紀彦という作家のあり方に感銘を受けていました。その内容については佐賀ミステリファンクラブ会誌『雨中の伽』に掲載を予定しております。
Posted by 佐賀ミステリ
at 10:54