2024年08月31日
会員のおすすめ本の紹介(255)
『少女には向かない完全犯罪』
(方丈貴恵/講談社)
何者かにビルから突き落とされた<完全犯罪請負人>黒羽は、臨死状態に陥って幽霊になってしまう。
幽霊の黒羽を見ることができる少女・音葉は、<完全犯罪請負人>としての彼に依頼をする。彼女の
両親は不可能状況下で惨殺されており、その犯人を突き止めて復讐するため、黒羽の力を借りたいと
言うのだ。捜査に乗り出した幽霊と少女のコンビは、推理を積み重ねて着実に犯人へと迫っていくの
だが……。高密度に張り巡らされた伏線と、堅牢に組み上げられていく論理、そしてどんでん返しに
次ぐどんでん返し! 特殊なコンビの心の交流も味わい深い、著者の新境地たる一作。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065367100
(方丈貴恵/講談社)
何者かにビルから突き落とされた<完全犯罪請負人>黒羽は、臨死状態に陥って幽霊になってしまう。
幽霊の黒羽を見ることができる少女・音葉は、<完全犯罪請負人>としての彼に依頼をする。彼女の
両親は不可能状況下で惨殺されており、その犯人を突き止めて復讐するため、黒羽の力を借りたいと
言うのだ。捜査に乗り出した幽霊と少女のコンビは、推理を積み重ねて着実に犯人へと迫っていくの
だが……。高密度に張り巡らされた伏線と、堅牢に組み上げられていく論理、そしてどんでん返しに
次ぐどんでん返し! 特殊なコンビの心の交流も味わい深い、著者の新境地たる一作。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065367100
Posted by 佐賀ミステリ
at 09:15
2024年08月27日
2024年8月の例会を開催しました
佐賀ミステリファンクラブ2024年8月の例会を開催しました。今月の例会は、対面とオンラインで実施しました。
対面7人、ZOOM3人、計10人の参加がありました。
〇日時:8月25日(日)13時~17時
〇課題本:『とむらい機関車 大阪圭吉著』
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・戦前の作だが古さを感じなく、現在でも通用するのではないか。
・まだ存命だったらどんなミステリを書いてくれたのかと思う。
・機関車や船、採掘の様子など詳細な表現や言葉にこだわることで、リアリズムを裏打ちしているのではないか。
リアリズムへのこだわりを感じる。のちの松本清張につながるところもあるように感じる。
・引き出しの多さやバラエティに富んだ作家だと思う。
・リアルな舞台で現実離れした魅力的な謎を描き出すところがすごい。大阪圭吉が生きていたら本格のあり方も
変わったのではないだろうか。
・執筆当時にあまり大きな評価を得られなかったのは、本格ミステリの書き手が少なかったことや読者が本格
ミステリを読むことに慣れていなかったのではないからかもしれない。
・当時にしては珍しい物理トリックなどを用いているが、反面そのために地味に思われてしまったのかもしれない。
などの意見が出て楽しい読書会となりました。
また9月17日に発行予定の竹本健治さんの特集号についても話題となり、会員より竹本さんの貴重な資料や大阪圭吉の
資料なども紹介してもらいました。


対面7人、ZOOM3人、計10人の参加がありました。
〇日時:8月25日(日)13時~17時
〇課題本:『とむらい機関車 大阪圭吉著』
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・戦前の作だが古さを感じなく、現在でも通用するのではないか。
・まだ存命だったらどんなミステリを書いてくれたのかと思う。
・機関車や船、採掘の様子など詳細な表現や言葉にこだわることで、リアリズムを裏打ちしているのではないか。
リアリズムへのこだわりを感じる。のちの松本清張につながるところもあるように感じる。
・引き出しの多さやバラエティに富んだ作家だと思う。
・リアルな舞台で現実離れした魅力的な謎を描き出すところがすごい。大阪圭吉が生きていたら本格のあり方も
変わったのではないだろうか。
・執筆当時にあまり大きな評価を得られなかったのは、本格ミステリの書き手が少なかったことや読者が本格
ミステリを読むことに慣れていなかったのではないからかもしれない。
・当時にしては珍しい物理トリックなどを用いているが、反面そのために地味に思われてしまったのかもしれない。
などの意見が出て楽しい読書会となりました。
また9月17日に発行予定の竹本健治さんの特集号についても話題となり、会員より竹本さんの貴重な資料や大阪圭吉の
資料なども紹介してもらいました。


Posted by 佐賀ミステリ
at 07:56