2021年02月21日
会員のおすすめ本の紹介(169)
2021年2月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322006000121/
『ぜんしゅの跫』(澤村伊智/角川ホラー文庫)
最強霊能者・比嘉姉妹シリーズ最新短編集。
町に出没する見えない通り魔「ぜんしゅ」とは一体何者なのか?(表題作『ぜんしゅの跫』)
学校の怪談・都市伝説などホラーファンが大好きなものすべてが詰まっています。そして読後はとてつもない恐怖に襲われます。
既刊のシリーズを読まずとも楽しめますが、個人的にはシリーズ第一作『ほぎわんが来る』か第一短編集『などらきの首』からお読みいただくのをおすすめします。
読み始めたら止まらない・エンタメ・ホラー作品です。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322006000121/
『ぜんしゅの跫』(澤村伊智/角川ホラー文庫)
最強霊能者・比嘉姉妹シリーズ最新短編集。
町に出没する見えない通り魔「ぜんしゅ」とは一体何者なのか?(表題作『ぜんしゅの跫』)
学校の怪談・都市伝説などホラーファンが大好きなものすべてが詰まっています。そして読後はとてつもない恐怖に襲われます。
既刊のシリーズを読まずとも楽しめますが、個人的にはシリーズ第一作『ほぎわんが来る』か第一短編集『などらきの首』からお読みいただくのをおすすめします。
読み始めたら止まらない・エンタメ・ホラー作品です。
2021年02月18日
会員のおすすめ本の紹介(168)
2021年2月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。

https://hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000011178/shurui_7/page2/order/
『ねじれた家』(アガサ・クリスティー/早川文庫)
最初からすでに「ねじれた家」に住む「ねじれた男」は死んでおり、「ねじれた家」に住む家族の誰かに殺されたらしいという状況から、かなり長い間何が起きるわけでもないのにぐいぐいと読ませます。
そして ノンシリーズだからこそ可能な、最後に明かされる驚きの真実。
映画にもなったクリスティー自身もお気に入りの作品です。

https://hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000011178/shurui_7/page2/order/
『ねじれた家』(アガサ・クリスティー/早川文庫)
最初からすでに「ねじれた家」に住む「ねじれた男」は死んでおり、「ねじれた家」に住む家族の誰かに殺されたらしいという状況から、かなり長い間何が起きるわけでもないのにぐいぐいと読ませます。
そして ノンシリーズだからこそ可能な、最後に明かされる驚きの真実。
映画にもなったクリスティー自身もお気に入りの作品です。
2021年02月17日
会員のおすすめ本の紹介(167)
2021年2月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。

https://www.amazon.co.jp/%E7%B8%9E%E6%A8%A1%E6%A7%98%E3%81%AE%E9%9C%8A%E6%9F%A9%E8%BB%8A-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E6%96%87%E5%BA%AB-8-2-%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89/dp/415070502X
『縞模様の霊柩車』(ロス・マクドナルド/ハヤカワ文庫)
放蕩な生活を送る若い娘が、メキシコから連れ帰った恋人の男。
彼の素性には謎が多く、娘の父は私立探偵リュー・アーチャーに男の身元調査を依頼する。
調査を進めた結果、男には結婚の前歴があり、しかもその妻を殺害した嫌疑がかけられていることが判明。この危険な男の犯罪を立証し、娘から引き離そうと試みるアーチャーであったが、事件の様相は二転三転し……。
『ウィチャリー家の女』『さむけ』と並び称される、ロスマク全盛期の「不幸な娘」三部作の一角にして、著者お得意の家族を巡るどんでん返しが、これでもか とばかりに連発される佳作。
タイトルになっている縞模様の霊柩車がどこで事件に絡んでくるかも、読みどころの一つ。
本格好きもハードボイルド好きも、未読ならば手に取って損のない一作である。

https://www.amazon.co.jp/%E7%B8%9E%E6%A8%A1%E6%A7%98%E3%81%AE%E9%9C%8A%E6%9F%A9%E8%BB%8A-%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E6%96%87%E5%BA%AB-8-2-%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89/dp/415070502X
『縞模様の霊柩車』(ロス・マクドナルド/ハヤカワ文庫)
放蕩な生活を送る若い娘が、メキシコから連れ帰った恋人の男。
彼の素性には謎が多く、娘の父は私立探偵リュー・アーチャーに男の身元調査を依頼する。
調査を進めた結果、男には結婚の前歴があり、しかもその妻を殺害した嫌疑がかけられていることが判明。この危険な男の犯罪を立証し、娘から引き離そうと試みるアーチャーであったが、事件の様相は二転三転し……。
『ウィチャリー家の女』『さむけ』と並び称される、ロスマク全盛期の「不幸な娘」三部作の一角にして、著者お得意の家族を巡るどんでん返しが、これでもか とばかりに連発される佳作。
タイトルになっている縞模様の霊柩車がどこで事件に絡んでくるかも、読みどころの一つ。
本格好きもハードボイルド好きも、未読ならば手に取って損のない一作である。
2021年02月14日
2021年2月の例会を開催しました
佐賀ミステリファンクラブ2021年2月の例会を開催しました。
今月の例会もオンラインで開催しました。
18名の会員と見学の方2名の参加がありました。
〇日時:2021年2月14日(日)13時~17時15分
〇課題本:『さむけ』(ロス・マクドナルド)
〇内容:
①おすすめ本の紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク 等
読書会では
・自分は『さむけ』というタイトルではなく、『むかつき』というタイトルにしたい。
・自分は『さむけ』というタイトルではなく、『同情』というタイトルにしたい。
・他の作品も読むと『さむけ』が最高傑作と言われる理由がわかる。
・”騙された”というラスト。
・しかし、作者は、読者に「驚かせよう」とは思っていないのではないか。
・主人公は警察官あがりだけど「いい人」であり、また、現代的な探偵であった。
・主人公は、行動力だけでなく、質問をしていき、拾い上げていくタイプ。
・RPGのお使いイベントみたいに、いろんなとこに行って情報を取っていく。
・時間の経過とともに、物語が進んでいく。
・主人公が聞くと、聞かれた人は、秘密をあまりにもしゃべりすぎる感じがする。
・作品の人間関係が複雑。だが、複雑なところを綺麗にまとめている。
・伏線を綺麗にまとめている。
・原作が1963年、今も昔も社会的な格差があることが分かった。
・読んでいて、言葉のイメージにひっぱられていることが分かった。
・作品の普遍性を感じた。
・ミステリとして、トリックやロジックではなく、「手順の妙技」を感じた。
・1963年の作品で、現在はもっと衝撃的な作品があるが面白く読める。主人公の感情がないからこそ、面白く読めるのではないか。
・内容に、余計な会話が全くない。
・読後、虚無感を感じた。
・作品の背景にはベトナム戦争があるのではないか。
・初めてハードボイルドを読んだ。
・これまでのハードボイルドに抱いていたイメージが変わった。
・このシリーズを読んで、他のシリーズを読もうと思ったが手に入りにくいので、新訳で出してほしい。
・”親子”というテーマとミステリーは相性がいい。
など、多彩な意見がでました。
作者論、探偵の名前の由来、シリーズ全体に漂うエディプスコンプレックスや、アメリカ、日本のハードボイルド論なども交わされるなど、たくさんの気づきがある有意義な会でした。
今月の例会もオンラインで開催しました。
18名の会員と見学の方2名の参加がありました。
〇日時:2021年2月14日(日)13時~17時15分
〇課題本:『さむけ』(ロス・マクドナルド)
〇内容:
①おすすめ本の紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク 等
読書会では
・自分は『さむけ』というタイトルではなく、『むかつき』というタイトルにしたい。
・自分は『さむけ』というタイトルではなく、『同情』というタイトルにしたい。
・他の作品も読むと『さむけ』が最高傑作と言われる理由がわかる。
・”騙された”というラスト。
・しかし、作者は、読者に「驚かせよう」とは思っていないのではないか。
・主人公は警察官あがりだけど「いい人」であり、また、現代的な探偵であった。
・主人公は、行動力だけでなく、質問をしていき、拾い上げていくタイプ。
・RPGのお使いイベントみたいに、いろんなとこに行って情報を取っていく。
・時間の経過とともに、物語が進んでいく。
・主人公が聞くと、聞かれた人は、秘密をあまりにもしゃべりすぎる感じがする。
・作品の人間関係が複雑。だが、複雑なところを綺麗にまとめている。
・伏線を綺麗にまとめている。
・原作が1963年、今も昔も社会的な格差があることが分かった。
・読んでいて、言葉のイメージにひっぱられていることが分かった。
・作品の普遍性を感じた。
・ミステリとして、トリックやロジックではなく、「手順の妙技」を感じた。
・1963年の作品で、現在はもっと衝撃的な作品があるが面白く読める。主人公の感情がないからこそ、面白く読めるのではないか。
・内容に、余計な会話が全くない。
・読後、虚無感を感じた。
・作品の背景にはベトナム戦争があるのではないか。
・初めてハードボイルドを読んだ。
・これまでのハードボイルドに抱いていたイメージが変わった。
・このシリーズを読んで、他のシリーズを読もうと思ったが手に入りにくいので、新訳で出してほしい。
・”親子”というテーマとミステリーは相性がいい。
など、多彩な意見がでました。
作者論、探偵の名前の由来、シリーズ全体に漂うエディプスコンプレックスや、アメリカ、日本のハードボイルド論なども交わされるなど、たくさんの気づきがある有意義な会でした。