2023年12月24日
会誌『雨中の伽』第6号を発行しました。
会誌『雨中の伽』第6号を発行しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQK55G9C

・サイズ:A5
・ページ数:214p
●価格
1冊当たり1,170円(税、送料込み)
●販売サイト
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQK55G9C
※Kindle ダイレクト・パブリッシング(ペーパーバック)を利用し、Amazonで販売します。
【目次】
ページ番号、表題、著者
6 巻頭言
12 ミステリテーマのボードゲーム
21 「コロコロ史上最悪の物語」を読もう!
38 ジョン・ディクスン・カーと彼のレディ達
62 「ミステリ」というジャンルに関するひとつの考え
76 鬼の攪乱 貫く捜査
115 佐野洋による島田荘司『北の夕鶴2/3の殺人』批判に対する力学的検討
142 ミステリ・ミステリーどっち派?クロスワード
144 森まで待てない
147 放言・酔言・大鼎談
167 うろん人の炉辺閑暇話
178 エッセイ・アムステルダムの思い出
185 次の方どうぞ
佐賀ミステリファンクラブ活動記録
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQK55G9C

・サイズ:A5
・ページ数:214p
●価格
1冊当たり1,170円(税、送料込み)
●販売サイト
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQK55G9C
※Kindle ダイレクト・パブリッシング(ペーパーバック)を利用し、Amazonで販売します。
【目次】
ページ番号、表題、著者
6 巻頭言
12 ミステリテーマのボードゲーム
21 「コロコロ史上最悪の物語」を読もう!
38 ジョン・ディクスン・カーと彼のレディ達
62 「ミステリ」というジャンルに関するひとつの考え
76 鬼の攪乱 貫く捜査
115 佐野洋による島田荘司『北の夕鶴2/3の殺人』批判に対する力学的検討
142 ミステリ・ミステリーどっち派?クロスワード
144 森まで待てない
147 放言・酔言・大鼎談
167 うろん人の炉辺閑暇話
178 エッセイ・アムステルダムの思い出
185 次の方どうぞ
佐賀ミステリファンクラブ活動記録
2023年12月16日
会員のおすすめ本の紹介(242)
会員から寄せられたおすすめ本の紹介をし
ます。
Bill Pronzini&Marcia Muller
"1001 Midnights The Aficionado's Guide to Mystery And Detective Fiction"
https://www.amazon.co.jp/1001-Midnights-Aficionados-Mystery-Detective/dp/0877956227/ref=mp_s_a_1_1?crid=31RVDV1WXK51Z&keywords=Bill+Pronzini%26Marcia+Muller+1001+Midnights++The+Aficionado%27s+Guide+to+Mystery+And+Detective+Fiction&qid=1702702147&sprefix=bill+pronzini%26marcia+muller+1001+midnights+the+aficionado%27s+guide+to+mystery+and+detective+fiction%2Caps%2C236&sr=8-1
「名無しのオプ」シリーズで有名なビル・プロンジーニと、その妻で探偵小説作家のマーシャ・マラーが編纂した、85年当時までに出版されたミステリの傑作1001冊を紹介したガイドブックです。
謎解きミステリだけでなく幅広いサブジャンルから、様々な有識者が寄稿しています。中にはエドワード・D・ホックやジョン・ラッツも。
有名な作家さんについては「この作品を選んだんだ」という興味と、翻訳されている作品については「これ面白かったなぁ」あるいは「これ読みたいんだよなぁ」、翻訳されていない作品については「読んでみたいなぁ」と思わされるガイドブックです。
手に入れるのは難しいかもしれませんが、「ミステリ」という広大なジャンルの海へいざなってくれます。
事典的な扱いではありますが、参照してみると面白いかも……?
ます。
Bill Pronzini&Marcia Muller
"1001 Midnights The Aficionado's Guide to Mystery And Detective Fiction"
https://www.amazon.co.jp/1001-Midnights-Aficionados-Mystery-Detective/dp/0877956227/ref=mp_s_a_1_1?crid=31RVDV1WXK51Z&keywords=Bill+Pronzini%26Marcia+Muller+1001+Midnights++The+Aficionado%27s+Guide+to+Mystery+And+Detective+Fiction&qid=1702702147&sprefix=bill+pronzini%26marcia+muller+1001+midnights+the+aficionado%27s+guide+to+mystery+and+detective+fiction%2Caps%2C236&sr=8-1
「名無しのオプ」シリーズで有名なビル・プロンジーニと、その妻で探偵小説作家のマーシャ・マラーが編纂した、85年当時までに出版されたミステリの傑作1001冊を紹介したガイドブックです。
謎解きミステリだけでなく幅広いサブジャンルから、様々な有識者が寄稿しています。中にはエドワード・D・ホックやジョン・ラッツも。
有名な作家さんについては「この作品を選んだんだ」という興味と、翻訳されている作品については「これ面白かったなぁ」あるいは「これ読みたいんだよなぁ」、翻訳されていない作品については「読んでみたいなぁ」と思わされるガイドブックです。
手に入れるのは難しいかもしれませんが、「ミステリ」という広大なジャンルの海へいざなってくれます。
事典的な扱いではありますが、参照してみると面白いかも……?
2023年12月16日
会員のおすすめ本の紹介(241)
会員から寄せられたおすすめ本の紹介をし
ます。
『クイーンの色紙』(鮎川哲也/創元推理文庫)
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4334706053/ref=tmm_pap_swatch_0?ie=UTF8&qid=1702701827&sr=8-1
バー『三番館』シリーズの第五短編集。エラリー・クイーン来日時のエピソードを題材
とした色紙紛失事件をユーモラスに描く表題作、著者お得意のダイイング・メッセージが
独創的な形で活用される「X・X」、解答編が欠けた推理小説に仕組まれた作者の策略を
解き明かす「鎌倉ミステリーガイド」など、バー『三番館』に持ち込まれた五つの難題を、
名無しのバーテンダーが快刀乱麻に解き明かす! 創元推理文庫版の解説では、クイーン
研究家の飯城勇三がクイーンと鮎哲の徹底比較を行っていて、こちらも読みごたえあり。
ます。
『クイーンの色紙』(鮎川哲也/創元推理文庫)
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4334706053/ref=tmm_pap_swatch_0?ie=UTF8&qid=1702701827&sr=8-1
バー『三番館』シリーズの第五短編集。エラリー・クイーン来日時のエピソードを題材
とした色紙紛失事件をユーモラスに描く表題作、著者お得意のダイイング・メッセージが
独創的な形で活用される「X・X」、解答編が欠けた推理小説に仕組まれた作者の策略を
解き明かす「鎌倉ミステリーガイド」など、バー『三番館』に持ち込まれた五つの難題を、
名無しのバーテンダーが快刀乱麻に解き明かす! 創元推理文庫版の解説では、クイーン
研究家の飯城勇三がクイーンと鮎哲の徹底比較を行っていて、こちらも読みごたえあり。
2023年12月16日
会員のおすすめ本の紹介(240)
会員から寄せられたおすすめ本の紹介をし
ます。
『ドラキュラ』(ブラム・ストーカー/唐戸信嘉訳/光文社古典新訳文庫)
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784334100858
ゴシック小説というイメージがあるかと思いますが、新訳ということもあって非常に読みやすく、フィルム式カメラや、タイプライター、蝋管式蓄音機、輸血といった当時最先端の技術がふんだんに取り入れられた、今読んでも現在性が伝わってくる作品だということがよくわかります。今も際限なく再生産される「吸血鬼」ものの最大の貢献者として押さえておくべき作品です。
あわせて、復刊された『ドラキュラ・シンドローム』丹治愛/講談社学術文庫も読むと、『ドラキュラ』の中に現れる当時のイギリスの「外国人恐怖症」に、現代に通じる問題を『ドラキュラ』の中に感じることができると思います。
ます。
『ドラキュラ』(ブラム・ストーカー/唐戸信嘉訳/光文社古典新訳文庫)
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784334100858
ゴシック小説というイメージがあるかと思いますが、新訳ということもあって非常に読みやすく、フィルム式カメラや、タイプライター、蝋管式蓄音機、輸血といった当時最先端の技術がふんだんに取り入れられた、今読んでも現在性が伝わってくる作品だということがよくわかります。今も際限なく再生産される「吸血鬼」ものの最大の貢献者として押さえておくべき作品です。
あわせて、復刊された『ドラキュラ・シンドローム』丹治愛/講談社学術文庫も読むと、『ドラキュラ』の中に現れる当時のイギリスの「外国人恐怖症」に、現代に通じる問題を『ドラキュラ』の中に感じることができると思います。
2023年12月10日
2023年12月の例会を開催しました
佐賀ミステリファンクラブ2023年12月の例会を開催しました。
今月の例会は対面とオンラインで実施しました。
対面8人、ZOOM5人、計13人の参加がありました。
〇日時:12月10日(日)13時~17時
〇課題本:『黒後家蜘蛛の会 1』
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・こういったラスト1ページで切れ味鋭く解決して、スカッとさせてくれる短編は好き
・作中に出てくる文化が、現代の日本人にはなじみが薄いものが多くて、理解が難しい
・「実を言えば」や「明白な要素」のネタは賛否が分かれそうだが、面白い
・アシモフはロボット物でもシリーズ化しやすい設定を上手く作っているので、連作ミステリを書く資質が元々あったのだろう
・軽く読めるので、どんどん読み進めることができ、気づけば全5巻を通読してしまっているシリーズ
・2話目までは給仕のヘンリーが社会的地位の高い会員たちを打ち負かす皮肉な面白さがあったが、3話目から普通の探偵役の扱いになってしまい残念
・出てくる風俗は1970年代なのに、作風は黄金期で、探偵役の描写はホームズのライヴァルたちっぽい
・このようなタイプのミステリが、現代のアメリカではどのように評価されるのかが気になる
・こんなにずっとワンパターンのシリーズなのに面白く読めるのは、常連キャラたちの魅力が大きい
・SFミステリ作品もそうだが、アシモフにとってのミステリとはロジックの隙を見つける面白さだったのだろうと感じる
・再読だったにも関わらず内容を完全に忘れていて、1話目のネタに驚いてしまった
・語り手の話自体に仕掛けがあるというネタが積極的に使われているところに、作者がシリーズの構造に対して自覚的であったことが窺える
・社会的地位が高い会員たちが、いつも口の悪い会話を延々としているのが面白い
・アシモフの他の作品もそうだが、作者が毎回、自作解説でやたらと長く喋っているのが笑える
・シリーズが巻を重ねるごとに、雑学ネタがどんどん増えていく
などの意見が出るとともに、黒後家蜘蛛の会という名称が表している意味や、アシモフのSF作家・ミステリ作家としての資質、安楽椅子探偵ものの連作シリーズの歴史などにも話が及び、有意義な会となりました。
今月の例会は対面とオンラインで実施しました。
対面8人、ZOOM5人、計13人の参加がありました。
〇日時:12月10日(日)13時~17時
〇課題本:『黒後家蜘蛛の会 1』
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・こういったラスト1ページで切れ味鋭く解決して、スカッとさせてくれる短編は好き
・作中に出てくる文化が、現代の日本人にはなじみが薄いものが多くて、理解が難しい
・「実を言えば」や「明白な要素」のネタは賛否が分かれそうだが、面白い
・アシモフはロボット物でもシリーズ化しやすい設定を上手く作っているので、連作ミステリを書く資質が元々あったのだろう
・軽く読めるので、どんどん読み進めることができ、気づけば全5巻を通読してしまっているシリーズ
・2話目までは給仕のヘンリーが社会的地位の高い会員たちを打ち負かす皮肉な面白さがあったが、3話目から普通の探偵役の扱いになってしまい残念
・出てくる風俗は1970年代なのに、作風は黄金期で、探偵役の描写はホームズのライヴァルたちっぽい
・このようなタイプのミステリが、現代のアメリカではどのように評価されるのかが気になる
・こんなにずっとワンパターンのシリーズなのに面白く読めるのは、常連キャラたちの魅力が大きい
・SFミステリ作品もそうだが、アシモフにとってのミステリとはロジックの隙を見つける面白さだったのだろうと感じる
・再読だったにも関わらず内容を完全に忘れていて、1話目のネタに驚いてしまった
・語り手の話自体に仕掛けがあるというネタが積極的に使われているところに、作者がシリーズの構造に対して自覚的であったことが窺える
・社会的地位が高い会員たちが、いつも口の悪い会話を延々としているのが面白い
・アシモフの他の作品もそうだが、作者が毎回、自作解説でやたらと長く喋っているのが笑える
・シリーズが巻を重ねるごとに、雑学ネタがどんどん増えていく
などの意見が出るとともに、黒後家蜘蛛の会という名称が表している意味や、アシモフのSF作家・ミステリ作家としての資質、安楽椅子探偵ものの連作シリーズの歴史などにも話が及び、有意義な会となりました。