2021年09月13日

会員のおすすめ本の紹介(187)

2021年9月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。



http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488135058


『自由研究には向かない殺人』(ホリー・ジャクソン/創元推理文庫)

主人公は17歳の高校生ピップ(ピッパ)。彼女は自由研究の題材としてで5年前に起きた17歳の少女アンディの失踪事件を取り上げて調べています。
この事件で犯人とされているのは当時アンディの交際相手の少年サル。しかし彼は自殺。アンディを殺し、自殺したと思われていました。
ピッパはどうしても彼が犯人とは思えず、独自に調査していくのですが…

ミステリとしてももちろん面白いですが、とにかく主人公ピッパのキャラクターがすごくいい!勇敢で優しい、真っ直ぐな心の持ち主ピッパ。
この本に出会えてよかった!  

Posted by 佐賀ミステリ  at 19:09おすすめ本

2021年09月13日

会員のおすすめ本の紹介(186)

2021年9月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。




http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488402174


『煙の殺意』(泡坂妻夫/創元推理文庫)

日本ミステリ史上に唯一無二の足跡を残した奇想の魔術師、泡坂妻夫の初期ノンシリーズ短編をまとめた1冊。
平凡に見えた殺人事件の裏に想像を絶する動機が隠された表題作、切ない恋愛の物語が異様な展開を見せる「赤の追想」、前科者たちの軽い悪ふざけで幕を開けたコメディタッチの話が戦慄のラストへと着地する「紳士の園」など、他の作家には決して書けない作品ばかり。
亜愛一郎シリーズなど、他の泡坂作品を面白く読んだことのある人はもちろん、ミステリ好きであれば誰しも一度は読んでおくべき、と自信を持って断言できる傑作集である。
  

Posted by 佐賀ミステリ  at 08:16おすすめ本

2021年09月12日

2021年9月の例会を開催しました

佐賀ミステリファンクラブ2021年9月の例会を開催しました。

今月の例会もオンラインで実施しました。
19名の会員の参加がありました。

〇日時:9月12日(日)13時~16時50分
〇課題本:『亜愛一郎の狼狽』
〇内容:
 ①おすすめ本の紹介
 ②課題図書の感想
 ③課題図書についてのフリートーク等

読書会では、
・明るい感じでユーモアがある作品集
・ドタバタ感がある作品集
・今読んでも新鮮な作品
・主人公がいいキャラクター
・暗号がすごい
・各作品の設定が大胆
・思い込み、錯覚など人の心理を動かす細やかな作品
・短編集だけど、各作品長編にしてもいいクオリティ
・怪しく終わる作品が好き
・恐怖と笑いは紙一重
・ロジックの面白さ
・毎作品、ある人物が出てくるのが面白い
・バランスよく、様々な趣向をこらした作品集
・作品の終わりで総括しており、面白い
・いい意味で「本格ミステリ愛」を感じない
・リアリティの設定の仕方が独特
・一作から読むと、どんどん文章がうまくなっている
・言葉にすることによる面白さ、気持ち悪さを感じた
・書かれている時代を感じる
・現代ミステリはこの作家から始まった
・戦前生まれの方の生々しい表現
・この作家の発想の仕方と「トポロジー」は相性がいい
などの意見が出て、また、ミステリの歴史的な証言も聞くことができ、有意義な会となりました  

Posted by 佐賀ミステリ  at 16:59例会