2023年03月14日
会員のおすすめ本の紹介(227)
会員から寄せられたおすすめ本の紹介をし
ます。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784198656003
『化石少女と七つの冒険』(麻耶雄嵩/徳間書店)
鬼才・麻耶雄嵩が繰り出す学園ミステリシリーズの第2短編集。京都の名門高校を
舞台に、化石オタクにして推理好きのお嬢様と、そのお目付け役の男子高校生が、
学園内で次々と起こる事件の謎に挑む……と書くと、いかにもな青春ミステリの
ように思えるが、そうは問屋が卸さないのが、麻耶雄高。本格ミステリにおける
探偵役とワトソン役の関係を問い直す独特の設定と、サラリと繰り出される高度な
職人技が、読者を翻弄し続ける。最悪にして最高の読後感も味わい深い、著者の
持ち味が全方向に発揮された1冊。
ます。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784198656003
『化石少女と七つの冒険』(麻耶雄嵩/徳間書店)
鬼才・麻耶雄嵩が繰り出す学園ミステリシリーズの第2短編集。京都の名門高校を
舞台に、化石オタクにして推理好きのお嬢様と、そのお目付け役の男子高校生が、
学園内で次々と起こる事件の謎に挑む……と書くと、いかにもな青春ミステリの
ように思えるが、そうは問屋が卸さないのが、麻耶雄高。本格ミステリにおける
探偵役とワトソン役の関係を問い直す独特の設定と、サラリと繰り出される高度な
職人技が、読者を翻弄し続ける。最悪にして最高の読後感も味わい深い、著者の
持ち味が全方向に発揮された1冊。
2023年03月12日
2023年3月の例会を開催しました
佐賀ミステリファンクラブ2023年3月の例会を開催しました。
今月の例会は対面とオンラインで実施しました。
対面13人、ZOOM5人、計18人の参加がありました。
〇日時:3月12日(日)13時~17時
〇課題本:『体育館の殺人』
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・作中のあらゆる要素がクイーンオマージュと言うべき一作
・登場人物のキャラが立っていて、明るい雰囲気で楽しめた
・誰もがイメージできる体育館という場所を舞台にしているのが上手い
・アニメネタにニヤリとさせられる
・若い頃に『エジプト十字架』を読んだ時の興奮がよみがえった
・クイーン流の作品に密室は不要ではないか
・これが21歳の時の作品だというのが驚き
・やはり学園物はワチャワチャしていて楽しい
・多くの登場人物の描き分けがしっかりできている
・裏染天馬は言われるほどダメ人間ではない
・アニメネタの入れ方が、やや強引に思える
・30分の間に体育館で何が起きたのかをロジックでひたすら再現していく、ミステリの醍醐味が詰まった作
・エピローグのネタは、やや蛇足ではないか
・この程度の動機で殺人を犯すというのは、少し疑問
・日常的な舞台と非日常的な探偵役という組み合わせが良い
・推理の過程がじっくりと描かれており、話のテンポが自分の好み
・犯人の計画が偶然に依存している部分があるように思われる
・これだけ若い作家が、ここまでクイーンを愛してくれているだけで嬉しい
・ビデオテープやDVDといった小道具は、近いうちに読者に伝わらなくなりそう
などの意見が出るとともに、プロローグの解釈や、ハードカヴァー版と文庫版の相違点、ミステリにおけるロジックの面白さとは何か、などにも話が及び、有意義な会となりました。
今月の例会は対面とオンラインで実施しました。
対面13人、ZOOM5人、計18人の参加がありました。
〇日時:3月12日(日)13時~17時
〇課題本:『体育館の殺人』
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・作中のあらゆる要素がクイーンオマージュと言うべき一作
・登場人物のキャラが立っていて、明るい雰囲気で楽しめた
・誰もがイメージできる体育館という場所を舞台にしているのが上手い
・アニメネタにニヤリとさせられる
・若い頃に『エジプト十字架』を読んだ時の興奮がよみがえった
・クイーン流の作品に密室は不要ではないか
・これが21歳の時の作品だというのが驚き
・やはり学園物はワチャワチャしていて楽しい
・多くの登場人物の描き分けがしっかりできている
・裏染天馬は言われるほどダメ人間ではない
・アニメネタの入れ方が、やや強引に思える
・30分の間に体育館で何が起きたのかをロジックでひたすら再現していく、ミステリの醍醐味が詰まった作
・エピローグのネタは、やや蛇足ではないか
・この程度の動機で殺人を犯すというのは、少し疑問
・日常的な舞台と非日常的な探偵役という組み合わせが良い
・推理の過程がじっくりと描かれており、話のテンポが自分の好み
・犯人の計画が偶然に依存している部分があるように思われる
・これだけ若い作家が、ここまでクイーンを愛してくれているだけで嬉しい
・ビデオテープやDVDといった小道具は、近いうちに読者に伝わらなくなりそう
などの意見が出るとともに、プロローグの解釈や、ハードカヴァー版と文庫版の相違点、ミステリにおけるロジックの面白さとは何か、などにも話が及び、有意義な会となりました。