2019年09月19日

会員のおすすめ本の紹介(82

2019年9月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。




https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334913052

『虎を追う』(櫛木理宇/光文社)

栃木県警捜査一課を5年前に定年退職した星野誠司は、ずっと心に引っかかっている事件がある。
1987年~88年にかけて起きた『北蓑辺郡連続幼女殺人事件』。
二人の犯人は逮捕され、死刑判決が下ったが、星野は実はこの事件には真犯人がいるのではないかとずっと思ってきた。
犯人1人ががんで死亡したことから、再度事件を調べなおし、SNSや動画投稿サイトを使い、情報を発信していく。
新たな証拠・証言を見つけ発信していくうち、「虎」と名乗る男から真犯人しか知り得ない情報を含んだ小包が届く・・・・


止めるタイミングがつかめないほど集中して、一気読みしました。
SNS、動画投稿により、自分から世論を動かす、というのが現代的で面白い取り組みでした。
複数の思惑が複雑に絡まりながら、一気に解き明かされるのは爽快!
SNSの功罪の罪が発現するラストの不穏感もGOOD!


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Posted by 佐賀ミステリ  at 21:57おすすめ本

2019年09月18日

会員のおすすめ本の紹介(81)

2019年9月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。





http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488287054

『休日はコーヒーショップで謎解きを』
(ロバート・ロプレスティ/創元推理文庫)

本格あり、歴史ものあり、ハードボイルドありとバラエティに富んだ9編からなる短編集です。
それぞれの短編の後に作者の付記(解説)があり、創作の背景などがわかるようになっています。
本の題名から想像される内容(私はコージーミステリと思って購入)とは全く違うのでご注意を。
個人的には2編目の「残酷」がツボでした。


※画像は出版社からリンク  

Posted by 佐賀ミステリ  at 21:59おすすめ本

2019年09月16日

会員のおすすめ本の紹介(80)

2019年9月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。



https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167140076

『秘密結社の手帖』 (澁澤龍彦/文春文庫)

フリーメーソンなどの秘密結社を取り上げた一冊。
その組織の考え方、歴史やその入会の儀式について。知的好奇心を満たしてくれます。ミステリー作品に登場してくることもある秘密結社ですが、この本を読んでから読み返すと、また新しい発見があるかもしれません。


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Posted by 佐賀ミステリ  at 08:50おすすめ本

2019年09月15日

会員のおすすめ本の紹介(79)

2019年9月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。



https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014286/

『なめらかな世界と、その敵』(伴名練/早川書房)


傑作恋愛ホラー「少女禁区」以来九年ぶりの新刊。
ページをめくった瞬間から巻末の謝辞にいたるまで過剰なほどのSF熱に満たされた短編集。
個人的おすすめは、特殊な世界を舞台にしながら日常と地続きの青春を描いた表題作「なめらかな世界と、その敵」、幕切れの美しさが印象的なハーモニー・トリビュート「美亜羽へ贈る拳銃」、そして掉尾を飾る名品「ひかりより速く、ゆるやかに」。
もっともとっつきやすいのは「ひかりより速く、ゆるやかに」であるため、SFに苦手意識を持っている方は最後から読むのもいいかもしれない。

※画像はopenbd  

Posted by 佐賀ミステリ  at 08:04おすすめ本

2019年09月14日

会員のおすすめ本の紹介(78)

2019年9月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。



https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692050200000000000F

『怪奇探偵・写楽炎』(根本 尚/文藝春秋)

芦辺拓・有栖川有栖・二階堂黎人と名だたる作家が推薦する漫画作品。元々は同人誌で発表された作品だが、現在は電子書籍で読むことができる。
毎回出てくる奇妙な怪人や児童向け雑誌に載っていそうな絵のタッチから甘く見ていると足をすくわれかねないくらい、謎解き部分がしっかりした作品になっている。個人的に一番好きなのは二巻に収録されている「妖姫の国」。

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Posted by 佐賀ミステリ  at 00:39おすすめ本

2019年09月12日

会員のおすすめ本の紹介(77)

2019年9月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。




http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000324692

『medium霊媒探偵城塚翡翠』 ( 相沢沙呼 / 講談社 )
霊媒の力で、霊の匂いにより真実を知る城塚翡翠と、真実から論理を導き殺人事件を解決する推理作家香月史郎。
霊を認識する能力を持つ者の苦悩が描かれます。。。
事件と事件の合間には、別の連続殺人事件が示唆されます。
果たして、二人は解決できるのか・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッッ!!
参りました!降参です!最後の事件で、腰が抜けました!
ページをめくる指が止まらない圧倒的快感!!
「全てが、伏線」「令和元年、最驚のミステリ。」キャッチフレーズは伊達じゃあない。
未読時と読後で、表紙に感じるイメージが180度変わるのも最高です!

※画像はopenBD  

Posted by 佐賀ミステリ  at 21:37おすすめ本

2019年09月11日

会員のおすすめ本の紹介(76)

2019年9月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。



https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014286/

『なめらかな世界と、その敵』(伴名 練/早川書房)

傑作恋愛ホラー「少女禁区」以来九年ぶりの新刊。
ページをめくった瞬間から巻末の謝辞にいたるまで過剰なほどのSF熱に満たされた短編集。
個人的おすすめは、特殊な世界を舞台にしながら日常と地続きの青春を描いた表題作「なめらかな世界と、その敵」、幕切れの美しさが印象的なハーモニー・トリビュート「美亜羽へ贈る拳銃」、そして掉尾を飾る名品「ひかりより速く、ゆるやかに」。
もっともとっつきやすいのは「ひかりより速く、ゆるやかに」であるため、SFに苦手意識を持っている方は最後から読むのもいいかもしれない。

※画像は出版社からリンク  

Posted by 佐賀ミステリ  at 05:33おすすめ本

2019年09月10日

会員のおすすめ本の紹介(75)

2019年9月の例会で会員から寄せられたおすすめ本の紹介をします。



https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163910482

『イヴリン嬢は七回殺される』(スチュアート・タートン/文藝春秋)

回数制限ありのタイムループ+人格転移とか、西澤保彦好きなら読まないわけにはいかないだろうと、謎の使命感をもって読みました。
ブラックヒース館でイヴリンを殺した犯人を見つけるまで、同じ1日を7回繰り返しつつ、毎日別の人物に転生するという基本ルールに、お!そうきたかという工夫があり(それが複雑すぎると言われる原因でもありますが)、楽しめます。


※画像は出版社からリンク  

Posted by 佐賀ミステリ  at 18:56おすすめ本

2019年09月09日

2019年9月の例会を開催しました

佐賀ミステリファンクラブ2019年9月の例会を開催しました

○日時:2019年9月8日(日)13時~17時
 ○内容
  ①:自己紹介&お奨めのミステリ本の紹介
  ②:課題図書 『 すべてがFになる』(森 博嗣 )
  ③:次次会課題図書の決定等

 第9回目の例会は、15名に出席いただきました。


読書会では、
・今では、パソコン、ネットワーク、セキュリティ、VRなどの言葉が一般的になったが、1996年でここまで描いていたのはすごい。
・パソコン、ネットワークなどの言葉で苦手と思う人がいるかもしれないが、そこを外してみると、オーソドックスな密室ミステリ。
・犯人の動機について、いろいろ感想はあると思うが、自分はしっくりきた。
・同じ作者の他のシリーズとつながっている。他のシリーズもおすすめ。
・キャラクターがたっている。この作品以降、キャラクターに重点がおかれるようになったのではないか。
・表紙の書名、英語、台詞、という配置がかっこいい。
など、さまざまな意見が出て、あらためて読書会は、自分の世界が広がると実感しました。

また、参加いただいた会員様から、今回も貴重な本を見せていただきました。

笹沢左保先生の貴重な本!

 
また、例会終了後、有志8名で二次会を開催いたしました。

充実した会でした。みなさま、ありがとうございました。  

Posted by 佐賀ミステリ  at 21:55例会