2025年05月12日
2025年5月の例会を開催しました
佐賀ミステリファンクラブ2025年5月の例会を開催しました。今月の例会も対面とオンラインで実施しました。
例会に先立って、今年度の総会も行われました。
〇日時:5月11日(日)13時~17時
〇課題本:『死の接吻』アイラ・レヴィン
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・サスペンス性が高く、特に第1部の緊張感が良かった。
・歴史的背景(1953年発表)を考慮すると革新的なサスペンス作品。
・第1部の犯人視点→第2部の捜査視点への転換は見事。
・ 緊張感ある描写(特に第1部の突き落とし場面)に驚嘆。
・母の日に読んだこともあり、「母親との歪んだ愛情」が印象的。
・これが著者の処女作と知り驚愕。
・父親の普遍的な感情に強く感動。
・最後のセリフも印象的で、日常の感情の余韻を感じた。
・犯人像の内面描写が乏しいが、それが逆に読者に想像の余地を与えて良いとも指摘。
・最後の展開が弱く感じられた。
・タイトル「死の接吻」の意味がわからなかった。
・手紙による伏線や構成の巧みが良かった。
などの意見が出ました。
また、翻訳についての意見も多く出て、実際に原文と訳を比較しながら内容を考える場面もありました。
次回は竹本健治さんの『ウロボロスの偽書』が課題本となり、そのことについても話がはずみました。
例会に先立って、今年度の総会も行われました。
〇日時:5月11日(日)13時~17時
〇課題本:『死の接吻』アイラ・レヴィン
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・サスペンス性が高く、特に第1部の緊張感が良かった。
・歴史的背景(1953年発表)を考慮すると革新的なサスペンス作品。
・第1部の犯人視点→第2部の捜査視点への転換は見事。
・ 緊張感ある描写(特に第1部の突き落とし場面)に驚嘆。
・母の日に読んだこともあり、「母親との歪んだ愛情」が印象的。
・これが著者の処女作と知り驚愕。
・父親の普遍的な感情に強く感動。
・最後のセリフも印象的で、日常の感情の余韻を感じた。
・犯人像の内面描写が乏しいが、それが逆に読者に想像の余地を与えて良いとも指摘。
・最後の展開が弱く感じられた。
・タイトル「死の接吻」の意味がわからなかった。
・手紙による伏線や構成の巧みが良かった。
などの意見が出ました。
また、翻訳についての意見も多く出て、実際に原文と訳を比較しながら内容を考える場面もありました。
次回は竹本健治さんの『ウロボロスの偽書』が課題本となり、そのことについても話がはずみました。
Posted by 佐賀ミステリ
at 18:08