2024年08月27日

2024年8月の例会を開催しました

佐賀ミステリファンクラブ2024年8月の例会を開催しました。今月の例会は、対面とオンラインで実施しました。
対面7人、ZOOM3人、計10人の参加がありました。

〇日時:8月25日(日)13時~17時
〇課題本:『とむらい機関車 大阪圭吉著』
〇内容:
 ①おすすめ本紹介
 ②課題図書の感想
 ③課題図書についてのフリートーク等

読書会では、
・戦前の作だが古さを感じなく、現在でも通用するのではないか。
・まだ存命だったらどんなミステリを書いてくれたのかと思う。
・機関車や船、採掘の様子など詳細な表現や言葉にこだわることで、リアリズムを裏打ちしているのではないか。
 リアリズムへのこだわりを感じる。のちの松本清張につながるところもあるように感じる。
・引き出しの多さやバラエティに富んだ作家だと思う。
・リアルな舞台で現実離れした魅力的な謎を描き出すところがすごい。大阪圭吉が生きていたら本格のあり方も
 変わったのではないだろうか。
・執筆当時にあまり大きな評価を得られなかったのは、本格ミステリの書き手が少なかったことや読者が本格
 ミステリを読むことに慣れていなかったのではないからかもしれない。
・当時にしては珍しい物理トリックなどを用いているが、反面そのために地味に思われてしまったのかもしれない。
などの意見が出て楽しい読書会となりました。
また9月17日に発行予定の竹本健治さんの特集号についても話題となり、会員より竹本さんの貴重な資料や大阪圭吉の
資料なども紹介してもらいました。


  

Posted by 佐賀ミステリ  at 07:56