2024年01月07日
2024年1月の例会を開催しました
佐賀ミステリファンクラブ2024年1月の例会を開催しました。
今月の例会は、対面とオンラインで実施しました。
対面11人、ZOOM5人、計16人の参加がありました。
〇日時:1月7日(日)13時~17時
〇課題本:『ちぎれた鎖と光の切れ端』
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・多くの要素が詰め込まれたチャレンジングな作品
・乱歩賞受賞の翌年に、この第2長編をすぐに出せるというのは凄い
・第1部と第2部で主人公が変わる展開が意外
・安易に人を殺しすぎではないかという点が気になる
・細部に粗が多い一方で、本格の面白さのツボを押さえた伏線なども多く、作者のミステリセンスを感じる
・設定やネタが十分に整理されていない箇所が多く、読んでいてしんどかった
・「光の切れ端」という、より大きな明るさを感じさせるタイトルは、作品の内容にも合っていて綺麗
・第2部のゴミ収集の描写などに、綿密な取材の裏づけを感じる
・ミステリ的には密度が薄いが、作者の意図は歪な人間関係を描き出すことにあるのではないか
・一読して、どのように組み立てていったのかが非常に気になったが、作者が第2部から作ったと語るのを聞いて納得した
・第1部は次々と事件が起こるので、ついていくのが大変だった
・第2部の刑事のキャラが良かったので、この人物の背景を掘り下げる続編が読みたい
・犯人の動機の醜悪さの描き方に、クリスティーなどにも通じる冷徹な人間観を感じる
・作者はストーリー面に力を入れているが、本格を書く資質をもった作家だと思うので、もっとミステリ面に集中してほしい
・小説としては非常に良くできていると思うが、本格ミステリに分類できるかは疑問
・古典ミステリ自体を下敷きにするというより、新本格を経由して摂取した古典の技巧を使っている感があって、世代の違いを感じる
などの意見が出るとともに、タイトル決定までの裏話や、作者が描き出そうとしている社会観・人間観、「Z世代のクリスティー」というキャッチコピーの是非などにも話が及び、有意義な会となりました。
今月の例会は、対面とオンラインで実施しました。
対面11人、ZOOM5人、計16人の参加がありました。
〇日時:1月7日(日)13時~17時
〇課題本:『ちぎれた鎖と光の切れ端』
〇内容:
①おすすめ本紹介
②課題図書の感想
③課題図書についてのフリートーク等
読書会では、
・多くの要素が詰め込まれたチャレンジングな作品
・乱歩賞受賞の翌年に、この第2長編をすぐに出せるというのは凄い
・第1部と第2部で主人公が変わる展開が意外
・安易に人を殺しすぎではないかという点が気になる
・細部に粗が多い一方で、本格の面白さのツボを押さえた伏線なども多く、作者のミステリセンスを感じる
・設定やネタが十分に整理されていない箇所が多く、読んでいてしんどかった
・「光の切れ端」という、より大きな明るさを感じさせるタイトルは、作品の内容にも合っていて綺麗
・第2部のゴミ収集の描写などに、綿密な取材の裏づけを感じる
・ミステリ的には密度が薄いが、作者の意図は歪な人間関係を描き出すことにあるのではないか
・一読して、どのように組み立てていったのかが非常に気になったが、作者が第2部から作ったと語るのを聞いて納得した
・第1部は次々と事件が起こるので、ついていくのが大変だった
・第2部の刑事のキャラが良かったので、この人物の背景を掘り下げる続編が読みたい
・犯人の動機の醜悪さの描き方に、クリスティーなどにも通じる冷徹な人間観を感じる
・作者はストーリー面に力を入れているが、本格を書く資質をもった作家だと思うので、もっとミステリ面に集中してほしい
・小説としては非常に良くできていると思うが、本格ミステリに分類できるかは疑問
・古典ミステリ自体を下敷きにするというより、新本格を経由して摂取した古典の技巧を使っている感があって、世代の違いを感じる
などの意見が出るとともに、タイトル決定までの裏話や、作者が描き出そうとしている社会観・人間観、「Z世代のクリスティー」というキャッチコピーの是非などにも話が及び、有意義な会となりました。